山善(YAMAZEN) 10.8V 充電式 高枝ガーデントリマー&ガーデンソーセット PHS-1025 レビュー:長年の使用経験から語るその実力

長年、庭の木々の手入れに頭を悩ませていました。特に、手の届かない高所の枝や、太くて手ノコでは大変な枝の剪定は、いつも重労働。業者に頼むことも考えましたが、費用もかさみますし、自分のペースで手入れしたいという思いがありました。そんな時、この山善(YAMAZEN) 10.8V 充電式 高枝ガーデントリマー&ガーデンソーセット PHS-1025があれば、そんな悩みも解消できるのではと期待していました。庭の手入れは放置すればするほど大変になるもの。この問題を解決することは、庭の美観を保つだけでなく、安全性の確保にも繋がると考えていました。

理想の庭園維持ツール選びのポイント

庭木の剪定や枝打ちに欠かせない充電式高枝ガーデニングツールは、高所の作業を安全かつ効率的に行うために必要不可欠です。特に、脚立を立てるのが難しい場所や、頻繁に剪定が必要なご家庭の庭には、このような製品が最適でしょう。逆に、庭木がほとんどなく、ごくたまにしか剪定しない方、あるいはプロの業者に全て任せるという方には、オーバースペックかもしれません。その場合は、手持ちの軽量な剪定ばさみや、より専門的な電動チェーンソーなどを検討すべきでしょう。購入前には、まず自分の庭木の高さや枝の太さ、作業頻度を考慮し、バッテリーの持ち、本体の重さ、そして複数の機能を兼ね備えているかを確認することが重要です。

万能ガーデニングツール「PHS-1025」の全貌

今回ご紹介するのは、まさにそんな万能性を持つ山善のPHS-1025です。この製品は、高枝ガーデントリマーとガーデンソーがセットになった4WAY仕様で、高所の枝切りから生垣の剪定、さらに太い枝の切断まで、これ一台で対応できる優れものです。伸縮ポールが付いているため、脚立なしで高い場所の作業が可能になり、時間と労力を大幅に節約できます。
このセットは、庭木の高さが不揃いで、様々な種類の剪定作業が必要な個人ユーザーに特におすすめです。一方で、バッテリーの汎用性を重視し、他の電動工具とバッテリーを共有したいプロユーザーには、より高電圧のシリーズが適している場合もあります。

メリット:
* 高枝トリマーと高枝ソーの4WAY機能で多目的に使える
* 伸縮式ポールにより高所作業が楽になる
* コードレスなので場所を選ばず作業できる
* 軽量設計(ポールなし手持ち時)で取り回しが良い
* バッテリーが2個付属し、長時間の作業に対応

デメリット:
* 延長ポール装着時は先端が重く、非力な人には扱いづらい
* ガーデンソーの最大切断能力が公称値より低く感じる場合がある(20mmが10mm程度に)
* 10.8Vバッテリーは18Vが主流の他製品と汎用性に劣る

実際に使ってわかったPHS-1025の驚くべき能力

この山善 10.8V 充電式 高枝ガーデントリマー&ガーデンソーセットを使い始めて数年が経ちますが、その便利さには本当に驚かされます。特に注目したいのは、この4WAYセットの汎用性です。以前は、高枝切りばさみと電動ノコギリを別々に用意する必要がありましたが、PHS-1025はヘッドを付け替えるだけで、これら全ての作業をこなせます。

まず、高枝ガーデントリマーとして使う際ですが、伸縮ポールを最大に伸ばしても、しっかりと安定して作業ができます。180cmから243cmまで高さ調節ができるので、庭のシンボルツリーの高くなった枝も、安全な地面から剪定できるようになりました。刈込幅が300mmと広く、毎分約1200回のストローク数で、生垣や広範囲の枝を効率的に刈り込むことが可能です。126度の角度調整機能も非常に便利で、庭木の形に合わせて自在に刃の角度を変えられるため、複雑な形状の剪定もストレスなく行えます。直径6mmまでの細枝であれば、あらかじめ剪定することなくそのままトリミングできるのも嬉しい点です。肩掛けバンドが付属しているので、多少重さは感じますが、作業中の負担は軽減されます。

次に、ガーデンソー(高枝チェーンソー)機能です。これがまた素晴らしい。庭に生い茂った竹や、太くなってしまった木の枝をこれまで苦労して手ノコで切っていたのですが、このコードレス高枝チェーンソーとして簡単に処理できます。最大80mmの枝まで切断可能というパワフルさは、まさにプロ仕様。刃を当てるだけでスッと枝が切れていく感覚は、一度体験すると手放せません。特に、20mm以下の細い枝を切る際には、付属の枝キャッチャーが非常に役立ちます。枝がブレることなく安定して切断できるため、安全性が高まります。

さらに、ポールを外して手持ちのヘッジトリマー手持ちチェーンソーとしても使える点が、この製品の真骨頂です。庭の低い生垣を整えたり、剪定した枝を細かくカットしてゴミ処理を楽にしたりする際に、非常に重宝します。約30cmの刈込幅は、広範囲を一度にカバーできるため、作業効率が格段に向上しました。トリガースイッチでのスピード調整も可能で、作業内容に合わせて細かくコントロールできるのもプロ仕様だと感じます。

バッテリーに関しては、10.8Vと聞くと少し心もとないと感じるかもしれませんが、実際に使ってみるとそのパワフルさに驚かされます。約40分の連続運転が可能で、私の庭の規模では十分な作業時間です。また、バッテリーは1.5Ahと2.5Ahの2個が付属しており、長時間の作業にも対応できるため、この充電式ガーデントリマー&ガーデンソーセットの利便性を高めています。USB-Cケーブルでの充電が可能というのも、現代のライフスタイルに合っており、専用充電器を探す手間が省けるのは大きなメリットです。
唯一、デメリットとして挙げるとすれば、延長ポールを装着した際に、先端部分のモーターユニットの重さを感じる点と、ガーデンソーの公称最大切断能力(約80mm)はあくまで理想値で、実際の作業では10mm程度の枝の方がストレスなく切れるということです。太い枝を頻繁に切る場合は、やはり専用の電動チェーンソーの方がスムーズかもしれません。しかし、これらはこの多機能性を考えれば許容範囲であり、総じて非常に満足度の高い製品です。

利用者の声:PHS-1025の評価

私以外にも、インターネット上ではこの山善のPHS-1025について多くの肯定的なレビューを見かけます。あるユーザーは、「この一台で庭木のほぼ全ての剪定作業ができて、本当に便利だ」と語っていました。バッテリーが2個付属している点も高評価で、「18V製品に比べて汎用性は劣るかもしれないが、10.8Vでも十分なパワーがあり、ストレスなく作業が進む」という意見も見られました。一方で、「延長ポール装着時は重さを感じる」という声や、「枝カットノコの最大切断能力は、もう少し細い枝でなら問題なく使える」といった具体的な使用感のコメントもあり、私の経験と共通する部分が多くありました。残念ながら、ごく稀に初期不良で動かなくなってしまったという報告もありますが、全体的には高い満足度を示しているようです。

庭仕事の常識を変えるPHS-1025:最終評価

庭木の剪定は、美観を保ち、時には危険を回避するためにも欠かせない作業です。しかし、高所作業や太い枝の切断は、時間も労力もかかり、つい後回しにしがちです。この山善(YAMAZEN) 10.8V 充電式 高枝ガーデントリマー&ガーデンソーセット PHS-1025は、そんな庭仕事の悩みを一掃してくれる、まさに革命的なツールです。4つの機能を一つのコンパクトなセットに集約し、コードレスでどこでも使える利便性、そして十分なパワー。これらは、庭の手入れの常識を大きく変えてくれるでしょう。ぜひ一度、この素晴らしい体験をしてみてはいかがでしょうか。製品の詳細についてはこちらをクリックしてご確認ください。

最終更新日: 2025-09-12 / アフィリエイトリンク / 画像提供: Amazon Product Advertising API